2020年初め頃より世界中に感染拡大した新型コロナウィルスが世界の風景を一変させ、人、物の動きや経済活動が制限される中、世界経済は急激な減速を余儀なくされました。

そのような環境下、当社においては変革期と位置付ける中期経営計画「Step!!2021」の最終年度を本年3月に終了いたしました。コロナ禍による活動制限もあり、変革といった大きな活動にはいたらないまでも、会社全体で危機意識を高め、社員一人ひとりが自ら考え、仕事のやり方を少しずつでも変えた最終年度には意義があったものと考えております。そして、業績についても、売上の約5割を米国や欧州をはじめとした海外が占める中、利益面では期初予想を大きく上回ることが出来たことは、大変意義深いことと考えております。
ひとえに、お客様、お取引様、株主の皆様のご理解とご協力に支えられてこその成果であり、皆さまには深く感謝を申し上げる次第でございます。

さて、本年度(2021年4月~2022年3月)からは新中期経営計画「Jump!!2024」がスタートいたします。本中計においては、私達が過去に到達した最高水準の業績まで回復させることを「コロナ禍からの脱出(Jump)」と位置づけ、成し遂げるまで3か年を見通して活動を進めてまいります。

Hop(土台作り)、Step(変革期)、Jump(飛躍期)という3段階を経て、2025年の第100事業年度には「ヤマダグループ経営ビジョン "Yamada Toward 2025" 」の実現を目指しておりましたが、一気に飛躍(Jump)することは一旦改め、「コロナ禍からの脱出(Jump)」、業績の回復に集中いたします。

本年末には新相模原工場が完成いたします。当社としては半世紀ぶりの大型投資であり、生産から販売にいたるまでの、これまでにない高効率な体制を再構築できる絶好機であり、全社一丸となって、このコロナ禍の難局を乗り越えると共に、勢いのある3か年にしていきたいと考えます。

最後に、ここに書き始めて3年目になりますが、「生き残るものは、最も強い種ではない、最も賢い種でもない、環境の変化に最も敏感に対応できた種である。(チャールズ・ダーウィン)」ということを深く肝に銘じ、この環境の大変化にも着実に適応し、これからも益々皆さまに必要とされる企業となる努力をしてまいります。

今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

2021年7月
株式会社ヤマダコーポレーション
代表取締役社長  山田 昌太郎