中期経営計画PhaseⅠの2年目であった昨年度(2025年4月~2026年3月)は、サイバー攻撃を受け基幹システムが約3か月間停止する中、業務を継続するという事態が生じました。しかし、米国を中心に
ダイアフラムポンプの販売が堅調に推移し、また為替が円安に振れた影響もあり、売上高、営業利益、経常利益は過去最高値を更新し、増配を継続することも出来ました。
グループ社員全員の努力とお取引先様のご協力により、この難局を乗り越えることが出来たことに感謝をしております。

さて、本年度(2026年4月~2027年3月)は、中期経営計画PhaseⅠの最終年度です。次の100年に向けて、次期中期経営計画PhaseⅡにおいては、また新たな挑戦をすべく、本年度はPhaseⅠの計画をやり切ることに全力を尽くしたいと考えます。

当社の成長エンジンと位置付けたポンプ事業においては、主力製品のダイアフラムポンプを世界の
さまざまな地域や市場へ供給できる体制を築き、それぞれの地域や市場で求められるQualityを
きめ細かく提供していくことで、世界のトップブランドを目指します。
そのグローバル展開を支える生産体制を整えるべく、相模原工場を次なる段階に進化させ、
人にやさしいデジタル活用で生産性を上げていきたいと考えます。
また、国内の主力事業であるオートモティブ事業は、自動車のEV化など市場やニーズが大きく変質
していくことが想定されますが、将来のニーズを予想・捕捉しながら、当社事業の基盤を引き続き
支えていきます。
そして、事業全ての中心は「人」。当社の「人財ビジョン」である「変化」「お客様志向」「共創」という3つの価値観を持つ社員を育てながら、
次の100年に向け成長の1年にしたいと考えます。

最後に、「生き残るものは、強いものではない、最も賢い種でもない、環境の変化に最も敏感に対応できた種である。(チャールズ・ダーウィン)」
想像を絶する時代となってきましたが、生き残るものになるべく、環境の変化にしっかり対応し、これからも益々皆様に必要とされる企業となる
努力をしてまいります。

今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

2026年6月
株式会社ヤマダコーポレーション
代表取締役社長  山田 昌太郎